注文住宅でこだわる防音性

せっかく注文住宅を建てるのであれば、住宅の防音性にもこだわってみてはいかがでしょう?

防音性は意外と大切で、これによって生活が大きく変わることもあります。

本記事では、防音性の大切さ、住宅の防音性を高める方法、そして防音機能の集大成である防音室を作るためのコストや注意点について、詳しく言及していきます。

住宅の防音性はなぜ大切?

ノイズ

住宅の防音性が不足していると、以下のような点で困ったことになります。

家の外からの騒音に気を取られる

防音性が低い住宅では、当然ながら家の外から聞こえてくる音が響きます。

家の近くを通る電車や大型自動車の走行音や、近隣住民から発生する生活音に日々悩まなければならないのです。

太田市や伊勢崎市には様々な工場が存在するため、そこに出入りする車の数も多くなります。

資材を運ぶための大型乗用車が通ることも多いはずです。そういった車や一般通勤者が多く通る道路の近くでは、かなりの騒音が発生すると予想されます。

人の少ないエリアであっても騒音は存在します。川の音や風の音、雨の音などです。

普段は気にならないかもしれませんが、台風のときなどは大きな音がひっきりなしに家中に響き、恐怖すら感じることになりかねません。

こういった騒音を放置しておくと、受験生のいる家庭では勉強に支障がでますし、家で仕事をしている人は業務に影響がでてしまいます。夜間に騒音がある場合は睡眠不足になり、健康を崩す可能性もあります。

騒音を嫌って勉強時や睡眠時に耳栓を使う人もいますが、耳栓の種類によっては過剰な防音になることもあるので、来客に気づかなかったり家族の呼びかけを無視しまったりするかもしれません。

生活の利便性が損なわれてしまうのです。

家の中の騒音にも気を取られる

家の中の騒音とは、2階の足音が1階の天井に響いてきたり、室内の物音が別の部屋から聞こえてきたりするようなものを言います。

家の中の騒音は、家の外の騒音に比べて軽視されがちです。しかし部屋同士の防音に気を遣わなければ、同居する家族の物音で毎日ストレスを感じることになります。

例えば赤ちゃんがいる家庭では昼夜問わず泣き声が響きますし、いびきの大きな人がいる家庭では他の人が夜眠れなくなってしまいます。

家で長い時間を過ごす以上、各部屋に一定の防音性がなければ落ち着くこともできません。

生活音を他人に聞かれる

近所に他人が住んでいるような環境では、防音性が低いと自分や家族の生活音が外部の人に聞かれてしまいます。

赤ちゃんの泣き声は筒抜けになりますし、トイレの音やシャワーの音、見ているテレビの音まで近隣に聞かれる可能性があります。

特にトイレの音などは、年頃の女性にとって聞かれたくない音ではないでしょうか。

また、生活音が原因で近所の怒りっぽい人が「お前の家はいつもうるさい」などの苦情を言ってくるかもしれません。

こういったことがご近所トラブルに発展することもありますし、一度苦情を受けてしまうと萎縮してしまって、その後の自分の生活音に過敏になりすぎる人もいます。

生活音を聞かれまいと気にしすぎるあまり、大きなストレスを抱えて精神的に参ってしまう例もあるようです。

住宅の防音性を高くするには?

注文住宅を作る場合、業者に「防音性を高くして欲しい」と告げれば済みます。業者は様々な提案をしてくれるでしょう。

しかし、住宅の防音性以外の機能を高めると、結果的に防音性が高まることがあります。

特におすすめなのが、断熱性を高める方法です。

断熱性を高める

断熱材の多くは防音性を兼ね備えています。

特に繊維系の断熱材は防音性に優れているとされ、値段の安さもあいまって多用される傾向があります。

繊維系の断熱材には、主に以下のものがあります。

グラスウール

極めて細いガラスの繊維でできた断熱材です。廉価なため、コンサートホールなど音の出る施設で大量に使用されています。

ロックウール

玄武岩などを加工することで作った石綿の一種です。近年ではアスベストの代わりとして広く使われています。

壁以外に天井や床にも使用しやすく、グラスウール同様の防音効果を発揮します。

セルロースファイバー

古紙を利用して作られる断熱材です。たくさんの空気層を含むため、グラスウールやロックウールを凌ぐ防音性を発揮します。

セルロースファイバーを設置する際には、壁の中などに吹き付ける工事を行います。

この工程にコストがかかるため、施工費が高額となってしまうのがデメリットです。

例えばグラスウールやロックウールを使った場合、標準的な家屋にかかる断熱材のコストは30万程度で済みます。

一方、セルロースファイバーを使うと100万円を超えてしまうこともあります。

注文住宅を作る場合には、どのような断熱材を使うかも考えておきましょう。

断熱性の高い住宅を作るにはコストがかかりますが、一定の防音性を確保できますし、冷房代や暖房代を節約できるので長期的に考えれば結果としてお得になることもあります。

低価格で住宅の防音性を高める方法はある?

お金がない

住宅の防音性を高めるにはある程度のお金がかかります。何とか安くする方法はないのでしょうか?

複数の業者から見積もりを取る

太田市や伊勢崎市には複数の業者があります。これらの業者に「防音性の高い住宅を作りたい」と念押しした上で見積もりをしてもらい、価格を比較してください。

その際、防音加工した場合としなかった場合の見積もりを別々にお願いすると、防音加工によってどの程度値段が上がったのかわかりやすくなります。

こうすることで安い業者を選べますが、他の業者による見積もりから大幅に安い業者には逆に注意してください。

相場からかけ離れた金額を提示してくる業者は、どこかで手を抜く可能性があるからです。

防音塗料を使う

塗料の中には防音性が高い商品もあります。塗料が音を吸収したり拡散したりすることで、一定の防音効果を実現しているのです。

外壁にこういった塗料を使うと、家の中の音は外に漏れにくくなり、家の外の音は中に入りづらくなります。

防音塗料は通常の塗料よりも高額で、剥げたときに塗り直すコストもかかりますが、防音室を作るより安くなることも多いですし、家全体の防音性を一気に高める効果も期待できます。

防音パネルを後から設置する

市販されている防音パネルを買ってきて壁や床に設置すれば、大きめの音量でテレビを見ても問題ない程度の防音効果を得られる可能性があります。

いつでも防音効果を高められるという点もメリットです。例えば来年受験生の子供がいる場合、その子供の部屋をピンポイントで静かにすることができます。

自分で防音パネルを設置できない場合は、業者などに相談してみるといいでしょう。

コストはかかりますが、代わりに設置してくれます。

まとめ

住宅の防音性は静かで落ち着く生活を送る上で重要な要素です。注文住宅を作る際には、防音性について可能な範囲でこだわってください。

しかし、住宅の防音性を高めるにはある程度のコストが必要になります。場合によっては予算が足りなくなるかもしれません。

複数の業者に見積もりしてもらうことで適正な価格で防音加工をしてもらえる可能性がたかまりますし、断熱性の高い住宅にすると一定の防音効果を同時に得られてお得です。

また、防音塗料や防音パネルを設置すると防音効果を高められます。

予算を抑えるために、こういった手法もぜひ検討してみてください。

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